【2025年版】首都圏住みたい街ランキング。借りて住みたいは葛西が初の1位!

不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」は、2025年2月10日、「2025年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」を発表しました。
都内の駅が上位にランクインしており、都心回帰している様子がうかがえます。
なぜ人気?葛西の魅力とは
ランキングは「借りて住みたい街」と「買って住みたい街」が発表されました。
「借りて住みたい街」の1位は、東京メトロ東西線「葛西」。初の1位です。
南北に長い江戸川区の臨海部に位置し、大手町へ約17分でアクセス可能な都心近接エリアです。都心近くのベッドタウンとしてこれまで急速に宅地開発が進んできました。
都内としては比較的手頃な賃貸物件が数多く建ち並んでいることも特徴です。進学や就職などで初めて都内に居住する方も多く、併せてインバウンドの需要も旺盛で、多くの外国籍の住民も生活しています。
2位はコロナ禍で居住ニーズを大きく伸ばした「本厚木」、3位はさいたま市の中心部「大宮」がランクインしました。テレワーク併用型の生活スタイルなどを背景として、賃料が比較的安価な割に都心方面へのアクセスが良好なエリアが上位を維持しています。また、都内の駅は、TOP10で6駅、TOP50では35駅もランクインしており「都心回帰」していることも浮き彫りになっています。
4位~10位はこちら。
人気急上昇!首都圏のベッドタウン
ちなみに、前年から問い合わせ数を伸ばした駅をピックアップし、人気急上昇ランキングを作るとこのような順位になります。
LIFULL HOME’Sによると、1位の日暮里が人気の理由として「上野まで約4分、東京まで約11分でアクセス可能なベッドタウンとして注目されている」「荒川区と台東区の区境で都心隣接ながら賃料水準が安価であること」を挙げています。
「昨年から問合せ数が増加した駅は、ターミナル駅から数駅隣りの『ずらし駅』が多くあります。賃料上昇を背景に、交通・生活利便性が高いが賃料水準も高額なターミナル駅から居住エリアを数駅“ずらす”ことで、利便性を大きく落とすことなく賃料を下げることができる物件の借り方として注目されています」(発表リリースより)
ターミナル駅から少し離れた“ずらし駅”の物件はこれからねらい目。ニーズも高まると予想されるので、一度不動産関係のプロの意見を聞いてみるのもよさそうですね。
「このアパートがこんなに人気になるなんて…!」という日がやってくるかもしれません。
調査概要
集計期間:2024年1月1日 ~ 2024年11月30日
集計方法:LIFULL HOME’Sに掲載された賃貸物件・購入物件への問合せ数を駅別に集計
エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県