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お悩みQ&A
賃借人が勝手に壁をぶち抜き、部屋を改造した
- 2025.07.01
- 費用
- 違法
- Q&A

さん
戸建て賃貸のオーナーです。賃借人が勝手に改築しました。
壁をぶち抜き、備え付けのエアコンも勝手に取り換えていました。
また、庭にあった小さな花壇も崩され、大切に育てた花ももうありません。
弁護士を立てて闘うしかないでしょうか。はじめての経験で戸惑っています。
(広島県/70代/女性)
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木﨑 海洋さん
壁のぶち抜き、は看過できませんね。建物の耐震性・耐久性への影響も考えられます。
何より「許可なく壁をぶち抜く借主」ですので今後ほかに問題を起こす可能性もあります。
貸主と借主の信頼を破壊するようであれば契約解除も可能です。
次の問題が起きないよう早めに警告や解除の準備を始めた方がいいかも知れません。
建築の専門家に見てもらい、耐震性・耐久性への危険性を説明してもらい、ある程度の費用を掛けて原状回復(借主負担)…ここまですれば借主も姿勢を正すのでは?
何より「許可なく壁をぶち抜く借主」ですので今後ほかに問題を起こす可能性もあります。
貸主と借主の信頼を破壊するようであれば契約解除も可能です。
次の問題が起きないよう早めに警告や解除の準備を始めた方がいいかも知れません。
建築の専門家に見てもらい、耐震性・耐久性への危険性を説明してもらい、ある程度の費用を掛けて原状回復(借主負担)…ここまですれば借主も姿勢を正すのでは?
回答者
木﨑 海洋さんプロフィール
相続専門の行政書士と不動産取引・FP業務を行う。
同時に「こころ亭久茶」として「落語で学ぶ相続と不動産」などセミナー講師をする。
落語形式の講演は珍しく、難しい話を笑いながら学習できると評判となり全国で年間140回の講演をする。
著作物に、「家の光(農協グループ月刊誌)タイトル:こころ亭久茶の相続&マネー高座」「全国商工会議所:資金繰りは企業の生命線」がある。そのほか、新聞や雑誌のコラムも手掛ける。
同時に「こころ亭久茶」として「落語で学ぶ相続と不動産」などセミナー講師をする。
落語形式の講演は珍しく、難しい話を笑いながら学習できると評判となり全国で年間140回の講演をする。
著作物に、「家の光(農協グループ月刊誌)タイトル:こころ亭久茶の相続&マネー高座」「全国商工会議所:資金繰りは企業の生命線」がある。そのほか、新聞や雑誌のコラムも手掛ける。

福井 優太さん
弁護士に相談すべき事案だと思います。
契約書に増改築を許可する内容が記載されていれば仕方のないことですが、特段の取り決めないが場合、器物破損や契約違反に該当するのではないでしょうか。
賃貸前の状況と現状との差異が分かる資料、と時系列についてまとめておくと相談しやすいと思います。
初回無料相談のところがほとんどだと思いますので、初回相談の前に可能な限り状況証拠を集め、相談に行くことをお勧めします。
契約書に増改築を許可する内容が記載されていれば仕方のないことですが、特段の取り決めないが場合、器物破損や契約違反に該当するのではないでしょうか。
賃貸前の状況と現状との差異が分かる資料、と時系列についてまとめておくと相談しやすいと思います。
初回無料相談のところがほとんどだと思いますので、初回相談の前に可能な限り状況証拠を集め、相談に行くことをお勧めします。
回答者
福井 優太さんプロフィール
前職で1棟での収益不動産の売買を経験。中古物件の買取再販(買取、修繕、保有、入居改善、販売)のほかに、新築賃貸マンション開発(土地仕入、プラン検証、賃料査定、入居付け、販売)などいろいろ経験したことをもとに、今はオーナーさん向けに賃貸経営の勉強会やコンサルティングを行っています。オーナーさんのお役に立てたら幸いです。
※回答内容は、すべてのケースに該当するものではありません。
より詳細な回答を求められる場合は、個別で専門家に相談することをお勧めいたします。