目次
1.リノベーションとリフォームの基礎知識&違いを比較
1-1.リノベーション・リフォームの概要と違い
リノベーションとリフォームの概要は、一言で言えば、
- リノベーションの目的は「性能の向上」
- リフォームの目的は「原状回復」
です。
更に細かく概要を記述して違いを比較可能な形式にすると、以下のようになります。
リノベーションの場合 | リフォームの場合 | |
---|---|---|
工事の規模 | ・全体的 ・壁を取り払ったり、間取りを変更したりといった大規模な工事 |
・部分的 ・壁紙の貼り換えやキッチンの交換などがメインの小規模な工事 |
居住空間の変化 | ・断熱・耐震・家事動線の変化など、新築当時よりも性能が向上する ・見た目をがらりと変えられる |
・部分的な交換・改修によって設備の機能が回復する ・見た目はそれほど変わらない |
かかる期間 | ・間取り変更なら1ヵ月程度~ ・物件全体なら6ヵ月程度~ |
・基本的に数日~1週間が多い ・長くかかっても1ヵ月程度 |
費用 | ・間取りの変更は150~500万 ・物件全体なら2,000万円程度 |
・一か所につき約10万円~30万円程度 ・水回りの一括変更なら100万円程度 |
・リノベーションとは
断熱や耐震性といった建物の機能の他、使いにくい間取りや家事動線も変更することが可能で、建物に新たな価値を生み出せる方法です。
リフォームに比べると工期は長めで、費用も高くなります。
・リフォームとは
例えば水回りや家具の設置跡などの劣化を新築当時のような見た目・性能に回復させることを指しており、リノベーションに比べて工期が短く、費用も安いです。
1-2.リノベーション・リフォームを検討する時期
なお、どれくらいの時期に、どの程度のリノベーションをしたらいいのかについては、以下をご覧ください。
内容 | 必要になる時期 | 理由 |
---|---|---|
水回りのみ | 築20年 | 他の箇所と比べて劣化がより早く進む傾向があり、比較的早い段階で対策が必要なため |
間取り変更 | 築30年 | 新たなライフスタイル、およびユーザーニーズに合わせた性能・デザインを取り入れる必要が出てくるため |
フルリノベーション | 築40年 | 建物の劣化がかなり進み、外装・内装だけでなく、耐震性・断熱性など建物の機能も同時に向上させる必要が生じるため |
2.メリット・デメリットの違いを比較
リノベーションとリフォーム、それぞれのメリット・デメリットの詳細を比較します。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
リノベーション | ・設計の自由度が高い ・既存の家を好みのデザインに変えられる |
・工事費が高い ・工期が長いので仮住まいが必要 |
リフォーム | ・劣化した部分だけを改修できる ・工事費が安く済む ・工期が短い |
・大がかりな改修工事は出来ない |
2-1.リノベーション・リフォームのメリットの違いを比較
リノベーションは既存住宅を、生活スタイルや好みに合わせてもう一度再構成し、新築に近い付加価値を与えることが可能です。
リフォームは劣化した部分だけを取り換えるので、費用も安く、工期も短くて済みます。
2-2.リノベーション・リフォームのデメリットの違いを比較
リノベーションは大規模な工事になるため、費用が高くて工期が長く、場合によっては新築に準じるくらいかかります。
リフォームは部屋全体の見栄えが大して変わらず、価値の向上も限定的です。
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3.費用相場の比較
リノベーションとリフォームの費用相場を詳しく比較します。
リノベーション、リフォームの費用相場は、それぞれ手掛ける内容ごとに以下の通りです。
内容 | 費用 |
---|---|
・水回りのみ(トイレ・風呂・キッチン・洗面台) | 100~250万円 |
・間取り変更(壁の撤去・設置・ドア新設) | 150~450万円 |
・フルリノベーション(外壁や屋根の入れ替えを含む) | 500~2,500万円 |
内容 | 費用 |
---|---|
・システムキッチンへの変更 | 50~100万円 |
・トイレの交換 | 10~30万円 |
・3点ユニットの交換 | 50~80万円 |
・壁紙の貼り換え | 1㎡あたり1,000円前後 |
・畳からフローリングに交換 | 1畳あたり4万円程度から |
・押し入れからクローゼットに交換 | 8~20万円 |
このようにして比べてみると、
- リノベーションは数百万~数千万円程度
- リフォームはおおむね数十万円で施工可能
です。
詳しくはこちら
・【徹底解説・想定事例付】【徹底解説】古い(築古)マンションのリノベーション費用・相場と工事事例
・【徹底解説・想定事例付】古い(築古)一戸建てのリノベーション費用・相場と工事事例
・【徹底解説・想定事例付】【徹底解説】マンションのリノベーション費用・相場とおすすめの工事内容
・【徹底解説・想定事例付】【徹底解説・想定事例付】一戸建てのリノベーション費用・相場
4.効果の違いを比較
リノベーションとリフォームの効果を詳細に比較します。
〈リノベーションの効果〉
- 空き室改善
- 相続税対策
〈リフォームの効果〉
- 空き室改善(限定的)
- 相続税対策(限定的)
4-1.空き室改善について比較
特にマンション等賃貸物件では築30年程度が経つと、設備やデザインが古くなり現在のニーズを満たさなくなって来ます。
そこでリノベーションを施し現代的な雰囲気に一新すれば、より借り手のニーズに合った物件に出来るので、空き室改善効果が見込めます。
リフォームだと、古くなった部分の修繕のみになるので、改善効果は限定的です。
詳しくはこちら
・【徹底解説】効果は?コスパは?空き室改善のためのリノベーション
4-2.相続税対策について比較
リノベーション・リフォームは共に相続税対策効果も見込めます。
比較するとリノベーションの方が全体の金額が大きくなりがちなので効果が大きいですが、「節税に役立つリノベーション」と「逆に課税額が増えてしまうリノベーション」があるため、注意が必要です。
節税に役立つリフォーム | 〇破損した部分の修繕 〇経年劣化した「付帯設備」の取り替え |
---|---|
節税に役立つリノベーション | 〇二世帯住宅へのリノベーション 〇賃貸併用住宅へのリノベーション |
逆に課税額が増えるリノベーション | ×床面積の増加につながる「増改築」 ×壁や柱など「主要構造部」の変更 |
詳しくはこちら
・【徹底解説】【基礎から解説】相続税対策としてのリノベーション・リフォームの基礎知識
5.リノベーションの流れとかかる期間
リノベーションを行う際には、おおむね以下の流れに沿って行います。
〈リノベーションの流れ〉
- リノベーション会社に相談・設計依頼
- リノベーションする部分の解体
- 新しい間取りでの木工事
- 新しい住宅設備を現場に入れる
- 内装の仕上げ工事
- 住宅設備の取り付け
- 内部クリーニング・試運転
- 完成引き渡し
リノベーションの規模にもよりますが、これら全ての段階をトータルして3~6ヵ月ほどかかります。
リフォームでは劣化した部分を取り換えるだけなので、数日~1週間程度で済むことが普通です。
<各項目の解説>
1.「リノベーション会社に相談・設計依頼」
まずはご自身で、「掛けられる予算はどれくらいか」「その予算でどんなリノベーションをしたいか」をある程度定めたうえで、リノベーション会社に相談し、設計を依頼します。
2.「リノベーションする部分の解体」
基本的に、全て手作業で解体します。
この時、「どこまで解体し、どこを残すか」について、しっかりと解体会社と認識をすり合わせて下さい。コミュニケーションが足りず、解体しなくていいところまで解体されてしまった、といった問題が発生する可能性があります。
3.「新しい間取りでの木工事」
木工事は木材を主とする工事のことで、屋根や梁などの構造に加え、天井や床といった下地を施します。この時、配管工事も行います。
4.「新しい住宅設備を現場に入れる」
エアコンやトイレ、キッチンといった住宅設備を現場に入れます。
5.「内装の仕上げ工事」
最も住み心地や建物の中の見た目に関わる工事です。壁張り、床仕上げなどを行います。
6.「住宅設備の取り付け」
現場にいれた住宅設備を取り付けます。
7.「内部クリーニング・試運転」
リノベーション工事で汚れた場所を清掃し、取り付けた住宅設備の機能を確かめます。
8.「完成引き渡し」
依頼通りの仕上がりになっているかどうかを確かめ、書類の受け取りなどを行います。万が一不具合があった場合には手直しをしてもらわなければならないので、念入りに確かめましょう。
詳しくはこちら
・【基礎から解説】アパートリノベーション大百科 費用・工程・工期も解説
6.リノベーション・リフォーム業者の選び方
一戸建て・アパート・マンションのそれぞれで、リノベーション・リフォーム業者の選び方をご紹介いたします。
6-1.一戸建てのリノベーション・リフォーム業者の選び方
〈一戸建てのリノベーション・リフォーム業者の選び方〉
- 希望する施工分野での実績が十分にある
- カウンセリングが丁寧である
- アフターサービスは充実している
- 「住宅リフォーム事業者団体」の加盟団体である
業者を選ぶのがおすすめです。
詳しくはこちら
・【徹底解説】一戸建てのリノベーションに良い会社の選び方&おすすめの会社7つ
特に築古の一戸建てに関してはこちら
・【徹底解説】古い一戸建てのリノベーションに良い会社の選び方&おすすめの会社5つ
6-2.アパートのリノベーション・リフォーム業者の選び方
業者には様々なタイプがあり、それぞれのメリット・デメリットを比較して自分の目的に合った業者を選ぶのがおすすめです。
以下、業者のタイプごとにそれぞれのメリット・デメリットと、相性の良い人を表にまとめました。
メリット | デメリット | 相性の良い人 | |
---|---|---|---|
大手ゼネコン・ハウスメーカー | ・リノベーション実績が豊富 ・高い信頼性 |
・比較的高額 ・柔軟な対応は困難 |
・リノベーションが初めての人 |
中規模工務店・リノベーション専門業者 | ・比較的柔軟性の高い提案や施工が可能 ・比較的実績と信頼性が豊富 |
・対応できる規模は大手より小さい ・実際の施工は下請け業者のケースがある |
・ある程度リノベーションへの知識を持っている人 |
地域密着型のリノベーション業者 | ・比較的安価 ・柔軟な提案や対応が得意 |
・対応できるエリアが限定的 ・実績・信頼性は比較的劣る |
・リノベーションの経験が複数回ある人 |
外構工事業者などの専門業者 | ・専門分野における高い信頼性と技術力 ・状況に応じた最適な提案と対応力 |
・業者によって価格設定に差がある ・実績や信頼性は見劣る |
・アパートの極一部分をリノベーションしたい人 |
詳しくはこちら
・【徹底解説】アパートのリノベーションに良い会社の選び方&おすすめの会社7つ
特に築古のアパートに関してはこちら
・【徹底解説】古い(築古)アパートのリノベーションに良い会社の選び方&おすすめの会社7つ
6-3.マンションのリノベーション・リフォーム業者の選び方
〈マンションのリノベーション・リフォーム業者の選び方〉
- 施工実績・事例が豊富である
- 特定のリノベーションに対し十分なスキルがある
- アフターサービスは充実している
- ヒアリングが丁寧である
業者を選ぶのがおすすめです。
詳しくはこちら:
・【徹底解説】マンションのリノベーションに良い会社の選び方&おすすめの会社5つ
特に築古のマンションに関してはこちら
・【徹底解説】古いマンションのリノベーションに良い会社の選び方&おすすめの会社8つ
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7.【アパート・マンション編】リノベーション・リフォームで使える補助金・融資
7-1.使える補助金について
アパートのリノベーション・リフォームで使える補助金には、「国の補助金」と「自治体の補助金」があり、補助内容も耐震化や設備導入など様々な種類があります。
提供元 | 制度名 | 概要 |
---|---|---|
国 | 子育て支援型共同住宅推進事業 | アパートの新築・改修時に対象条件を満たすことによって、「子どもの安全確保に資する設備の設置」に対する補助で上限100万/戸、「居住者等による交流を促す施設の設置」に対する補助で上限500万円の補助がされる。 |
東京都(中央区) | 自然エネルギー及び省エネルギー機器など導入費助成制度 | 以下未使用品の導入に限り、 ・太陽光発電システム……上限100万円 ・高反射率塗料等……上限35万円 ・LEDランプ……上限30万円 |
東京都(目黒区) | みどりのまちなみ助成 | 条件を満たすことにより、新植、植栽基盤工事など上限40万円 |
東京都(荒川区) | 木造建物耐震化推進事業 | 条件を満たすことにより、限度額250万円の補助 |
大阪市 | 大阪市民間老朽住宅建替支援事業 | 一定の要件を満たすことにより、建設資金の融資斡旋や、古い木造住宅の解体費の補助(解体に要する費用の半額以内)などが受けられる |
京都府 | 京都府住宅耐震診断事業(マンション) | 昭和56年5月31日以前に着工したものなど、4つの条件を満たしたマンションにおいて、耐震診断費用の一部(上限一棟100万円)を市町村が負担 |
全国対象 | 既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 省エネ効果が見込まれる改修率を満たす高性能建材を用いた既存住宅の断熱リフォーム事業。限度額は1住戸あたり15万円まで。 |
7-2.使える融資について
提供元 | 融資名 | 概要 |
---|---|---|
住宅金融支援機構 | 賃貸住宅リフォーム融資(在宅セーフティネット) | 条件を満たすことで、融資の対象となる工事費の最大80%(10万円単位) 参考:リフォーム融資のご案内 |
ここに掲載しているのは一例です。
ご自身がお住まいの自治体で、利用できる補助金・融資がないかを是非探してみて下さい。
8.【一戸建て(空き家・実家)編】リノベーション・リフォームで使える補助金・融資
8-1.使える補助金について
一戸建てのリフォーム・リノベーションで使える補助金も国と自治体のものに分かれており、主に「リノベーション・リフォームに使える補助金」と「解体に使える補助金」があります。
提供元 | 事業名 | 概要 |
---|---|---|
国 | ZEH化等支援事業 | 経済産業省が定めたZEH住宅の条件と、対象者となる条件を満たした場合、住宅のタイプ別に100万円までの補助 |
国 | こどもエコすまい支援事業 | 対象条件を満たし、開口部の断熱改修や、外壁・屋根・天井または床の断熱改修などのリフォーム工事を行うことで条件を満たした場合に補助が受けられる。 参照:こどもエコすまい支援事業 |
東京都(品川区) | 木造住宅の除去工事支援 | 解体費用の補助金 現在の建物の床面積㎡×28,000円/㎡か、最大1,400万円の補助のうち、額の小さい方を適用 |
長野県(諏訪市) | 諏訪市木造住宅耐震改修補助事業助成金制度 | 指定条件を満たした住宅の改修もしくは建替工事において、補助対象工事費の4/5以内且つ最大100万円の補助 |
8-2.使える融資について
金融機関で様々ありますが、住宅金融支援機構のものが有名です。
補助金 | 融資名 | 概要 |
---|---|---|
住宅金融支援機構 | リフォーム融資 | 改築、増築、耐震改修などで利用可。条件を満たすことで、融資の対象となる工事費の最大80%(10万円単位) 参考:リフォーム融資のご案内 |
8-3.特に空き家に関する補助金・融資
・補助金について
空き家に関する補助金には、主に「解体」と「リノベーション・リフォーム」に使えるものの2種類があります。
自治体名 | 補助・助成金の種類 | 概要 |
---|---|---|
埼玉県さいたま市 | 解体 | 昭和56年5月31日以前に着工したものを新たに建て替える場合、その23%に相当する額(基本的に上限60万)の補助 |
東京都杉並区 | 解体 | 耐用年数の2/3が経過している建築物、その他区の調査により危険と定めた建築物の除去に対し、上限150万円までの補助 |
群馬県伊勢崎市 | 解体 | 条件を満たすことにより、以下上限額までの補助 危険空き家:最大50万 旧耐震空き家:最大25万 |
長野県伊那市 | 改修・家財道具の運搬及び処分、清掃 | 要件を満たした場合に、改修に対して上限75万円、家財道具の運搬及び処分、清掃で上限15万円の補助 |
岡山県美作市 | リフォーム | 空き家所有者が賃貸を目的に空き家情報バンクに登録した住宅をリフォームする場合に上限30万円+加算の補助など |
・融資について
空き家解体ローンは担保や保証人が必要なく、組む際のハードルは低くなっていることがほとんどです。
全国で多数の金融機関が取り扱っており、例えば、以下のようなものがあります。
金融機関名 | ローン名 |
---|---|
みちのく銀行 | みちのく空き家解体ローン |
群馬銀行 | 空き家解体ローン |
JAバンク神奈川 | 空き家解体ローン |
大光銀行 | たいこう空き家解体ローン |
JAバンク大阪 | JA空き家解体ローン |
四国銀行 | 空き家解体応援ローン |
9.リノベーション・リフォームの想定事例
リノベーションに関する様々なシチュエーションを想定して、想定事例集を作成、掲載しています。
詳しくはリンク先を参照ください。
【アパートリノベーション事例】
- 経営するアパートをデザインリノベーションするケース
- 経営するアパートのバストイレをリノベーションケース
- 経営するアパートをテレワーク物件にリノベーションするケース
- 経営するアパートにオートロックをつけ外観をリノベーションするケース
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詳しくはこちら
・【想定事例集】「アパートをリノベーションする」事例5つ
中でも特に築古アパートに関する事例はこちら
・【想定事例集】「古い(築古)アパートをリノベーションする」事例5つ
【マンションリノベーション事例】
- 購入した中古マンションの開放感を重視してリノベーションするケース
- 住んでいるマンションをバリアフリーにリノベーションするケース
- 投資用に買ったマンションの部屋を、ペットを飼う人をターゲットにリノベーションするケース
- 投資用に持っている単身用マンションの部屋を、リノベーションをするケース
- 経営するマンションの部屋全てをリノベーションし、収益力を上げるケース 等
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・【想定事例集】「マンションをリノベーションする」事例5つ
中でも特に築古アパートに関する事例はこちら
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【一戸建てリノベーション事例】
- 住んでいる家のリビングをリノベーションして成功したケース
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- 住んでいる一戸建てに子供部屋をリノベーションで作り成功したケース
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- 賃貸のため保持している一戸建てをリノベーションして失敗したケース 等
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