
「所有している土地を活用して、資産形成に役立てたい」
「将来にわたって収益を得られる、土地の良い活用方法はないだろうか?」
「自分の土地は、どんな使い方が向いているのだろう」
この記事では土地活用を考えている方に向けて、土地活用を相談できる会社を厳選して紹介します。
あなたの土地に合う最適な活用方法を提案してくれるパートナーを見つけるのにお役立ててください。
また、以下のボタンから土地情報を入力すると、最大10社の土地活用専門企業があなたの土地に合った活用方法や、収支計画を無料診断いたします。
「土地活用はどこに依頼するべきか?」「いくら儲かるのか知りたい」という方はご活用ください。
ベストな土地活用会社選びのポイントは?
土地活用が成功する可動化を左右するパートナー企業選びにおいては、以下の10点に着目することが重要です。
- 初期投資
- 事業計画の信頼性
- 土地活用の期間
- 収益性
- 豊富な実績があるか
- 他業種との連携
- 担当者の質
- アフターサービス
- 税金対策
- オーナーの希望がかなえられるか
それぞれの詳細については、「ベストな土地活用会社を選びぬくために比較すべき10個のポイント」をお読みください。
目次
1.ベストな土地活用会社を選びぬくために比較すべき10個のポイント
土地活用が成功するかどうかは、会社選びが重要な鍵をにぎるといっても過言ではありません。
後悔のない土地活用にするための最適なパートナーを見つけるために、以下の「10項目」で比較して会社を選びましょう。
- 初期投資
- 事業計画の信頼性
- 土地活用の期間
- 収益性
- 豊富な実績があるか
- 他業種との連携
- 担当者の質
- アフターサービス
- 税金対策
- オーナーの希望がかなえられるか
以下、それぞれの項目について解説します。
1-1.ポイント1:初期投資
初期投資を抑えると、その分、利益も低くなる可能性が高いので注意が必要です。
賃貸住宅の中では、アパートよりも戸建賃貸の方が初期投資を抑えやすい傾向があります。
また、同じアパートでも建て方しだいで初期投資はかなり幅があります。
初期費用を抑えることを重視するならトランクルーム経営、駐車場経営、太陽光発電経営などを選ぶ方が多いです。
その他にも、土地を貸してコンビニなどの店舗を建ててもらう方法や、建設協力金を受け取ってオーナーが建物を建てる方法など、様々な方式があります。
どの方法が適しているかについては、あなた自身の状況や、資金の状況によって大きく左右されます。
そこで、いくつかの土地活用会社からあなた自身のご状況にあわせたオーダーメイドの提案を受けつつ、各社が算出する収益計画を比較し、無理なく投資できる額を見極めていくのがベストです。
1-2.ポイント2:事業計画の信頼性
土地活用を成功させるためには、十分な市場調査を踏まえた計画であることが必要です。
綿密に市場調査された上での提案であるか、事業計画書がしっかりしているかといった点も比較してください。
1-3.ポイント3:土地活用の期間
提案された土地活用がどのくらいの期間継続できる見込みか、また、他の用途への転用しやすさも確認することをおすすめします。
初期投資の負担が大きいと、費用を回収して利益が出るまでに時間を要してしまいます。
それぞれの企業のプランでは、どの程度の期間で初期投資を回収できるのかもしっかり比較検討してください。
1-4.ポイント4:収益性
アパート等の建築プランの提案を受けるときは、家賃収入だけでなく経費も考慮した収支計画表を作成してもらえます。
修繕費なども考慮した長期の収支をじっくりと比較してください。
長期にわたる高い収益性を重視するなら、賃貸住宅等の建物を建てる土地活用が有利です。
1-5.ポイント5:豊富な実績があるか
土地活用のパートナーが多くの実績を積んでいて豊富なノウハウを保有しているかどうか確認してください。
類似物件の稼働率を聞いたり、完成物件を見学できることもあります。
1-6.ポイント6:他業種との連携
大手のハウスメーカーや不動産会社は、銀行を紹介してくれることも多いので、金利の有利な提携ローンの有無も確認してください。
相続税対策を希望する場合には、提携している税理士を紹介してもらえたり、社内税理士に相談できたりする企業もあります。
1-7.ポイント7:担当者の質
信頼できる企業であることが大前提ですが、担当者と相性が合うかも重要です。
担当者自身の知識やどのくらいの経験を積んでいるか、説明は丁寧で分かりやすいか、メリットだけではなくデメリットについても説明してくれるかなど、相談にしっかりと応じてくれる担当者を見極める必要があります。
強く契約を迫って来るような担当者は避けたいものです。
1-8.ポイント8:アフターサービス
土地活用をスタートさせてからの管理サポートの有無や内容についても把握する必要があります。
建設後に管理までワンストップで依頼できるのか、ランニングコストはどのくらいなのか、修理が必要になった時の対応、保証内容について詳しく説明を受けてください。
1-9.ポイント9:税金対策
それぞれの土地活用プランについて、相続税や固定資産税の節税効果があるかどうか比較してみてください。
相続税対策として土地活用を希望する場合は、そもそも相続税評価額をどれくらい下げる必要があるのか、税理士等に相談することも大切です。
更地にしておくよりも、アパート等の建物を建てれば大幅な節税が可能です。
場合によっては、借入による相続財産の圧縮も効果が大きいです。
土地の固定資産税を下げたい場合にも、賃貸住宅が有利です。
1-10.ポイント10:オーナーの希望がかなえられるか
人によって、土地活用に求めるものは違います。
多くのオーナーが求めるニーズの例としては、例えば以下のようなものがあげられます。
- とにかく収益性の高いものがよい
- 収益性は控えめでもいいので長期的に安定収入を得たい
- 相続税対策したい
- 固定資産税の負担を軽くしたい
- 短期間でもやめられる土地活用がよい
- 数年後に売却したい
- 有利な形で子どもに相続させたい
- 借り入れ額は抑えたい
- 賃貸経営に手間をかけたくない
- 老朽化したアパートを建て替える場合とリフォームする場合を比較してから決めたい
上にあげた例の中であなた自身にも当てはまるものをピックアップし、土地活用会社に対してぶつけてみてください。
オーナーの意思に沿わない土地活用方法では後悔する可能性が高くなります。
<参考:土地活用の4つの種類>
土地活用の方法は、「売る」「貸す」「自己活用」「共同活用」の大きく4つに分けられます。
- ・売る
-
売却です。一度にまとまった資金が入り、今までの土地の維持費はなくなります。
- ・貸す
-
土地を貸して地代を得る方法です。貸すといっても資材置き場のように貸すのか、建築物も許可するのか方法はさまざまです。
- ・自己活用
-
土地の上にマンションやアパート、戸建てなどを建てて賃貸する方法をここに分類します(「自己活用」という場合、自分で住居として使う意味にもとられますが、ここでは自分がオーナーとして土地活用する場合を指すものとします)。
オーナーが土地の特長を活かしてニーズに合う経営を継続できる場合、安定した収益が期待できます。この他、駐車場経営やコインランドリー経営、自動販売機置き場など初期費用が少なくはじめられるものもあり、土地に合った活用方法が豊富にあります。
- ・共同活用
-
土地信託や等価交換などを指します。土地信託は信託会社などに土地の運用を任せて、運用で出た利益の一部を自分の利益として受け取ります。等価交換は、土地の所有者が不動産会社に土地を出資し、土地の上に建てた建物の中から出資した分の割合に比例した土地、建物を取得するものです。土地信託も等価交換も、オーナーのリスクは少なくなります。
2.土地活用について相談できる会社11選
「土地活用において会社選びは重要なポイント」……とはいうものの、「どの会社に相談すればよいかわからない」とお悩みの方もいるでしょう。
1章でご説明した会社選びのための10項目を踏まえて、土地活用をご検討されているオーナー様のために厳選した11社をご紹介します。
(※50音順。掲載情報およびスクリーンショットは全て2022年3月現在のもの)
2-1.朝日建設株式会社
強み:入居者募集から原状回復まで、手厚いアフターフォローでオーナーをサポート
朝日建設株式会社は、神奈川・東京エリアを中心として賃貸マンションの設計から施工まで手掛け、さらに経営と管理までトータルにサポートする会社です。
「お客様に安心と満足と感動を与える」会社であることをモットーに、品質において重視して取り組んでいます。
オーナーの負担を軽減するため、入居者募集や家賃集金、入居者の窓口業務、修理業務、退去時の精算、原状回復など、賃貸経営のさまざまな業務を行ってくれるなど、オーナーに対してのサポート面も充実しています。
※2022年3月現在の情報です
2-2.三光ソフラン株式会社
強み:グループ内の豊富なネットワークから不動産の紹介・建築・賃料保証などのサービスをワンストップで受けられる!
三光ソフラン株式会社は埼玉県さいたま市にあり、一都三県を中心に建築・不動産コンサルティング会社として48年の実績を持つ会社です。
不動産の紹介・建築から、賃貸管理・賃料保証までワンストップでトータルサポートしています。
自社内にある不動産流通・建築部門・グループ会社の物件管理・運営のノウハウを生かし、収益物件では、建築・運営管理、郊外型の店舗誘致など、さまざまな資産運用のプランを提案しています。
また、ガレージハウスとして、1階をガレージ、2階を住まいにする賃貸物件が特徴です。
※2022年3月現在の情報です
2-3.株式会社ストーンズ
強み:「平均入居率98%」の集客力が光る!収益性を重視した事業計画を提案!
株式会社ストーンズは、神奈川県川崎市で賃貸マンション・アパートの企画、管理などを行う会社です。
ストーンズは、平均入居率98%の「客付け力」やホームステージングで物件をアピール、滞納リスクに備えた保証サービスなどオーナーのキャッシュフローを高めるために、日々の管理を通して確実に収益へつながるように取り組んでいます。
また、土地活用について、不動産の価値を最大限に引き出した事業計画を提案することを心がけており、コンサルティングにも力を入れています。
※2022年3月現在の情報です
2-4.住友不動産株式会社
強み:あらゆる土地活用を取り扱う大手だからこその豊富な実績・ノウハウ。各分野での専門家が連携したサポート体制も。
住友不動産株式会社は、商業施設の運営やマンションの建設・管理、駐車場運営から資産運用まであらゆる業態を取り扱う大手不動産会社です。
非常に知名度が高い会社で、アパートなどの集合住宅、アパート併用住宅などの賃貸を得意としています。
住友不動産の賃貸経営の特徴は、建物の品質の高さや敷地に対する柔軟な対応力、各分野での専門家が連携したサポート体制などです。
まず、建物においてはマンション建築などの豊富な実績やノウハウを十分に生かした性能の高さがあります。また、敷地においては狭小敷地、変形敷地などさまざまな制限がある敷地でも、最大限に有効活用できるプラン提案が期待できます。
※2022年3月現在の情報です
2-5.生和コーポレーション株式会社
強み:関東・関西・名古屋・福岡などの都市部での土地活用に豊富な知見。
生和コーポレーション株式会社は、全国の主要都市に展開し、土地活用を得意とする会社です。アパート・マンションの賃貸経営に強みを持っており、土地活用に特化して51年間の賃貸経営実績があります。
マンション・アパートの累計着工戸数は100,000戸を超え国内トップクラスです。
都市部に強みがあることで、サブリース・一括借り上げの入居率98%台を実現し、建物の性能にも自信を持っています。
賃貸住宅の他にも、コインパーキング、店舗などさまざまな活用方法に精通しており、数々の事例やノウハウを生かした提案が期待できます。
※2022年3月現在の情報です
2-6.東新住建株式会社
強み:借地権(他人の土地を活用した土地活用)を駆使して収益を最大化が得意!
東新住建株式会社は、首都圏で土地活用を取り扱う会社です。定期借地権など、土地を利用した賃貸経営を得意としています。
定期借地との組み合わせは、賃貸住宅だけではなく、月極駐車場やコインパーキングなどにおいても実績があります。
土地資産を3倍にする定期借地権など、どのように収益を上げるか、しっかりとシミュレーションし、最適な提案をしています。
※2022年3月現在の情報です
2-7.トヨタホーム東京株式会社
強み:住宅建築のノウハウを生かした、大手ならではの確かな品質と「60年長期保証」の圧倒的な安心感。
トヨタホーム東京株式会社は、住宅建築のノウハウを生かした賃貸住宅経営を得意とする会社です。
「トヨタホーム3つの安心」として、「建てるときの安心」「建てたあとも安心」「支える安心」を掲げています。
建物は、トヨタグループの鉄の技術を生かし確かな品質を提供しています。
また、永く資産価値を維持するために、建物は業界トップクラスの「60年長期保証」を採用しています。
一括借り上げでは、オーナーに毎月の契約家賃を支払うシステムで、安心・安定の賃貸住宅経営に取り組んでいます。
※2022年3月現在の情報です
2-8.株式会社日興ホーム
強み:“わずか25坪の狭い土地”でも安定した収益を実現するノウハウが強みの地域密着企業。
株式会社日興ホームは、広島県東広島市のエリアを中心にした土地活用に取り組む会社です。
相続などで所有することになった土地の維持管理費を減らすこと、さらに、土地活用によって家賃収入を得て資産価値を高めることを提案しています。
日興ホームの特徴は、わずか25坪の土地でも可能な賃貸経営のノウハウがあること。
また、入居率に関係なく賃料を支払う「30年一括借上システム」を採用し、安定した収入につなげています。
住宅建築の実績は豊富にあり、地域密着型でエリアに最適な土地活用方法を提案しています。
※2022年3月現在の情報です
2-9.株式会社ファミリーコーポレーション
強み:土地活用のコンサルティングから建物の施工、アフターサポートまでワンストップ対応。オーナーの負担を軽くする“選べる管理システム”で運用をサポート!
株式会社ファミリーコーポレーションは、東京、名古屋、大阪、福岡など全国の主要都市を中心に営業展開している会社です。コインパーキングやアパート、マンションなどさまざまな土地活用を提案しています。
ファミリーコーポレーションは、土地活用の方法を提案するコンサルティングから建物の施工、アフターサポートまでワンストップの管理体制が特徴です。
管理システムは、「一括借り上げ(サブリースシステム)」と「一般管理(集金代行システム)」のふたつから選択が可能です。
万全のサポート体制で、オーナーの負担軽減に取り組んでいます。
※2022年3月現在の情報です
2-10.悠悠ホーム株式会社
強み:戸建て賃貸に強い。仕様・コストダウン・リフォーム時の修繕と、細かな部分までアフターフォロー!
悠悠ホーム株式会社は、福岡、北九州、佐賀、熊本エリアで展開する建築設計・施工会社です。住宅建築のノウハウを生かし、土地活用にも力をいれています。
悠悠ホームの特徴は、戸建て賃貸に強みがあることです。
普段から住宅建築にかかわっているため、ニーズに応えられるような、戸建て住宅の仕様の提案や、コストダウンの方法、リフォーム時や修繕時の適切なアフターフォローが期待できます。
満足度の高い戸建て賃貸を運用することができるでしょう。
※2022年3月現在の情報です
2-11.株式会社ユニホー
強み:「あえて何もしない」選択肢を含め、オーナーにとってのベストなプランを追求。
株式会社ユニホーは、名古屋地区を中心に展開する不動産会社です。新築住宅、分譲、賃貸物件の仲介から土地活用までさまざまな不動産業務を取り扱っています。
土地活用では賃貸住宅を得意としており、軽量鉄骨造や木造のアパート経営を多く扱っています。
名古屋地区で40年以上の経験と実績から、その土地に最適な活用方法を分析したうえで提案。分析結果によっては、あえて「何もしない」という選択もするなど、オーナーにとって最善の方法を追求し提案しています。
※2022年3月現在の情報です
3.安心して相談できる土地活用会社が見つかる!ベストパートナーは「HOME4U(ホームフォーユー) オーナーズ」で見つけよう!
11社を厳選してご紹介してきましたが、実際に相談する際には初めから企業を絞らず、できるだけ複数の企業に相談することをおすすめします。企業にはそれぞれ得意分野があるため、1つの企業の提案を聞くだけでは、本当にそれが最適なのかどうか判断できません。
ご自身でより多くの情報を集めて「どの企業をパートナーに選ぶか」を決めるなら、土地活用会社を比較できるサイトで選ぶのがベストです。1章でご紹介した10項目をポイントに、あなたのニーズにあった会社を選びましょう。
一括プラン請求サイト「HOME4U(ホームフォーユー) オーナーズ」を利用すれば、わずか3分で最大10社に対して、まとめてプランを請求することができます。
「HOME4U(ホームフォーユー) オーナーズ」では、大手ハウスメーカーから地元密着型の企業まで、幅広くプランを請求することが可能。土地活用に悩むオーナー様に、ぴったりの会社を自動で抽出します。
土地活用プランを請求すると、立地、法規制、賃貸需要をふまえて、それぞれの企業が考える「あなたの土地にとって最適なプラン」を提示してもらうことができます。
当初は検討していなかった土地活用の方法が最終的に選ばれるケースも珍しくありません。
「土地が広くないから賃貸住宅は建てられないだろうと予測していたけれど実際には需要があるエリアだった」「賃貸住宅を建てようと思っていたけど、専門家に収支プランを見てもらったら実は店舗向けの土地だった」などというように、思いがけない別の運用方法が見つかることもあります。
できるだけ多くの土地活用の専門家の意見を聞いてみることをおすすめします。
複数の会社の土地活用プランを比較したうえで、「評判・口コミ」や「問い合わせへの対応」も参考にしつつ、ベストなパートナーを探しましょう。
多くのオーナーの方々が知りたがっている「自分に合った相談先の選び方」については『管理会社に関する記事一覧』にまとめています。ぜひご覧ください。
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